2013年6月15日土曜日

抗がん剤

最近、がん幹細胞をターゲットにした治療法が研究され始めて多少希望が見えてきた。「がんの再発や転移の原因とされる『がん幹細胞』を狙い撃ちする臨床研究が4月上旬、国立がん研究センター東病院(千葉県)で始まる。がん幹細胞を標的にする治療の臨床研究は国内で初めて」(朝日新聞、2013年3月25日付朝刊) 具体的に何をするのかといえば、胃がん幹細胞の表面にあるCD44vというたんぱく質の働きをスルファサラジンという飲み薬で抑えて、抗がん剤や放射線で攻撃するというものだ。CD44vは抗がん剤や放射線が作る活性酸素から、がん幹細胞を守る働きがあるとされ、この働きを弱めれば、治療によりがん幹細胞を殺すことができそうだというわけだ。まだ研究段階だが、がんの根治が夢でなくなる日も来るかもしれない。

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